【法人向けPC・パソコン】個人向けとの違いやおすすめメーカー8選!

【法人向けPC・パソコン】個人向けとの違いやおすすめメーカー8選!

OA機器

法人向けPC・パソコンのおすすめメーカーは?

 

法人用パソコン

 

日常の生活やビジネスシーンで必要不可欠なパソコンには、個人が利用する個人向けモデルと、会社やオフィスで利用する法人向けのモデルがあります。

しかし、両者には見た目の違いがなく、同じものだと思っている方も少なくないでしょう。

今回の記事では、個人向けパソコンと法人向けパソコンの違いについて言及するとともに、法人向けパソコンを導入する際の、おすすめメーカーなどについてお伝えします。

会社設立の際に、どのようにパソコンを選べば良いのか?とお悩みの方は是非、参考にしてください。

法人向けPCと個人向けPCの違い

 

パソコン

 

まずは、法人向けパソコンと個人向けパソコンの違いについて見ていきましょう。

一般的には、パソコンの「脳」にあたるOS(オペレーションシステム)をはじめとして、「本体性能」「添付アプリ」「保証」など、4つの違いがあります。

1.OSの違い

現在は、マイクロソフト社が発売している「Windows(ウィンドウズ)」というOS(オペレーションシステム)が、主流となっています。そして、このOSこそが、法人向けと個人のパソコンの差異として、最も大きな点といっても過言ではありません。

このOSは、人間の身体に例えると「脳」にあたる部分で、この違いによって法人向けと個人向けのパソコンでは「できること」が変わってきます。

Windows 10 Pro(法人)とWindows 10 Home(個人)

マイクロソフトのOS「Windows 10」には、「Pro」と「Home」の、2種類のバージョンがあります。

一般的に「Pro」は法人向け、「Home」は個人向けとされており、両者の最大の違いはOSに搭載されている「管理機能」の差です。

たとえば、法人向けの「Pro」では、モバイルデバイスの管理やグループポリシーの設定などが可能となっています。

以下で、Windows10 Proに搭載されていてHomeに搭載されていない管理機能を抜粋します。

 

▼Windows Proに搭載されている管理機能一覧

機能 内容
ビジネス向けMicrosoft store アプリケーションの配布や管理を一斉に実施できる機能。全社を対象としたセキュリティ対策ソフトのインストールや設定などを行う際に便利な機能です。
グループポリシー 企業内の部署やグループごと、または全社的に統一されたルールを設定し運用することが可能です。ファイルのアクセス権限やプリンターの出力先、アカウント管理などが可能です。
モバイルデバイス管理 スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を管理する機能「MDM」を利用できます。「MDM」を利用することで、スマートフォンを紛失してしまった場合も、リモート処理にて初期化することが可能です。
プロビジョニング 企業が自社用途として大量のPCを導入する際の初期設定の時間を大幅に削減可能です。初期設定やOSのインストールを、個別カスタマイズした状態で設定が可能です。
キオスクモード Admin(管理者)が指定したアプリ以外を使用できないようにする設定です。
Enterprise State Roaming と Azure Windows10で利用している個別の設定や保存しているデータなどをクラウド上で管理し、別のPCにログインした際に同じ環境で利用できる機能です。利用には Azure Active Directory (Azure AD) のユーザーである必要があります。
Windows Update for Business Windows Updateの内容やタイミングを全社で統一したい場合に有効な機能です。自社で業務に使用しているシステムがアップデート後のOSに対応していない場合など、一時的にバージョンアップを保留する際に有効な機能です。
Active Directory Active Directoryを活用することで、社内のPC複数台を一括管理することが可能です。また、ファイルサーバーやプリンターなどへのアクセスも簡単に設定できるようになります。自社のセキュリティポリシーに合わせて柔軟な設定ができるのが、大きなメリットといえます。
Azure Active Directory Office365など、Windows10以外のMicrosoft製品を使用する場合に、同一のアカウントでログインを可能にする設定です。PC、スマートフォン、タブレット端末などのモバイルデバイス環境でも有効です。

2.ハードウェアの違い

パソコン本体(ハードウェア)の見た目こそ、個人・法人向けの両者で違いはありませんが、パソコン本体の内部に設置されている部品(ハードウェア)の性能は、個人向けと法人向けのモデルで大きな違いが設けられています。

法人向けでは、様々な専用のソフト(アプリ)を使用するため、個人向けのパソコンに比べて、高度な処理能力を必要としており、保存するデーター量の違いやストレージ(保存領域)の容量などが異なっています。

以下、法人向けのパソコンを前提として、一般的な事務職と専門職によるパソコンの「性能(スペック)」差について紹介します。

スペック

法人用のパソコンと言っても、WordやExcelなどの比較的簡単なオフィスソフトを中心に使用する事務用途なのか? あるいは、CADや設計、動画編集などの高度なソフトを使用するのか?によって、パソコンに求められるスペックは大きく異なります。

単純に高スペックなパソコンを導入すれば、多くのソフトウェアを使用することは可能ですが、莫大なコストが掛かってしまいます。

また、高スペックなパソコンは、CPUの消費電力も高くなってしまうため、電気代などのランニングコストも高くなってしまう傾向にあります。

そのため、法人向けのパソコンを導入する際は、使用用途に合わせたスペックのパソコンを選ぶ必要があります(後述の項目で詳細記載)。

3.付属のアプリケーションの違い

法人向けのパソコンには、Microsoft Officeなど基本的なアプリケーションの他に、CADソフトや動画編集ソフト、プログラミング用のソフトなど、専門的なソフトウェアが添付されることが多いです。

一方で、個人向け用途のパソコンに添付されているようなゲームソフトなどの体験版は、法人向けパソコンには添付されていません。

4.保証内容・サポートの違い

法人向けのパソコンは、個人向けのパソコンとのスペック差を鑑みると、やや割高な傾向にあります。

生産数(販売数)の差やセキュリティ面など、様々な要因がありますが、大きな違いとして、法人専用は「保証」や「サポート」の内容が個人向けとは異なることが挙げられます。

法人用パソコンを企業として導入する際は、リースを利用することが多いですが、法人用パソコンは税務上2年以上のリース契約が妥当とされています。当然、リース期間に応じて保証期間を延長するケースが多く、それに乗じて保証価格も高めになります。

また、導入先企業専用の窓口を設けることも多くあり、個人用途のパソコンとはサポート能力や手厚さにも大きな違いがあります。

法人向けPCのおすすめメーカー8選

法人向けPCを販売しているメーカーの中から、オススメのメーカーを幾つかピックアップして紹介します。

Panasonic(パナソニック)

総合家電メーカーのPanasonicは、ノートパソコン型の業務用パソコンに強いメーカーです。

一般向け・法人向けと区別なく、すべて「Let’s note」ブランドから「LV」「SV」「QZ」「RZ」の4シリーズが展開されており、堅牢性や性能に優れています。

NEC(日本電気)

老舗の通信機器メーカーです。

法人向けパソコンは、デスクトップ型として「Mate J(メイト)」シリーズ、ノート型として「Versa Pro J(バーサプロ)」の、2シリーズが販売されています。

Fujitsu(富士通)

富士通も老舗の通信機器メーカーで、ノート型よりデスクトップ型のパソコンが主流のイメージです。

ノート型パソコンは「LIFEBOOK」ブランドが展開されており、デスクトップ型パソコンは「ESPRIMO(エスプリモ)」と「CELSIUS(セルシアス)」の2つのブランドを展開しています。

Mouse Computer(マウスコンピューター)

日本の格安パソコンメーカーです。

国内生産をウリにしており、注文時に必要なスペックを自由に組み合わせることで、購入価格を下げられるという特徴を持ちます。

法人向けは、ノート型・デスクトップ型ともに「Mouse Pro」シリーズとして発売されています。

VAIO(バイオ)

過去にSONYが販売していたパソコンのブランド「VAIO(バイオ)」が、独立分社化した企業です。

当時のブランド名を社名として使用し、販売するパソコンのブランド名もバイオとしています。法人向けパソコンは「VAIO Pro」として展開されており、「Z」「PG」「PK」「PA」などのシリーズを展開しています。

ノート型・タブレット型のパソコンに強い特徴があります。

Dell(デル)

コストパフォーマンスに優れたパソコンメーカーとして有名です。

法人向けパソコンは、ノート型として「Latitude(ラティチュード)」「Vostro(ボストロ)」の2シリーズ、デスクトップ型として「OptiPlex(オプティプレックス)」「Vostro(ボストロ)」の2シリーズを販売しています。

hp(ヒューレット・パッカード)

アメリカ発祥の通信機器メーカーで、パソコンやプリンターのシェアが世界的に高い企業です。

日本国内向けの製品は日本国内での生産にこだわりを持っており、日本語化対応などにも定評があります。法人向けパソコンは、ノート型として「EliteBook」や「Elite Dragonfly」シリーズ、デスクトップ型として「Elite」や「Pro」シリーズを展開しています。

Apple(アップル)

iPhoneなどで有名な企業ですが、元々はアメリカ大手のパソコンメーカーです。

汎用性の高いマイクロソフト社のWindows OSを積まず、独自OSである「Mac OS」を搭載する戦略で、Macintosh本体およびOSをセットで展開しています。この戦略により、デザイン分野ではアップルの独壇場となっており、デザイン=Appleの構図が長年続いています。

なお、法人向け(主にデザイン関係)として、品名に「Pro」が付いている製品を選べば問題ありません。

パソコンをレンタルやリースで選ぶ際のポイント

プライベートシーンで使用するパソコンであれば、好きなメーカーや機種、ノート型 or デスクトップ型など、好みを優先して選んでも構いませんが、仕事で使用する法人向けパソコンは、用途などの「目的」を優先して考える必要があります。

ここからは、法人向けパソコンを選ぶ際のポイントを3つ、ご紹介します。

1.設置場所・使用目的を考える

法人向けのパソコンを導入する際、まず最初に考えなくてはならない点が「デスクトップ型」と「ノート型」、どちらのタイプのパソコンを選択するか?です。

営業職など、パソコンを持ち運ぶ機会が多い職種や業務では、ノートパソコンを選ぶ必要があります。一方、持ち運ぶ必要がない常駐スタッフや事務職などの場合は、デスクトップを選択する方が一般的でしょう。

なお、同じスペック帯でデスクトップ型とノート型のパソコンの価格を比較した場合、デスクトップ型パソコンの方が、コスト面では安いというメリットがあります。

そのため、導入するパソコンの大部分をデスクトップ型としてしまい、持ち運び用のノートパソコンを共有PCとして導入する方法もあります。

2.用途に合ったスペックを選ぶ

次に重要な点が、用途に合ったスペック選びです。

以下に、一般的な営業や事務用途で必要とされるパソコンのスペックと、比較的高い性能を求められる動画編集やCADなどの業務用のパソコンのスペックを、参考値としてまとめました。

 

▼一般的な事務用途でのスペック(参考値)

  • OS:Windows10 Pro 64ビット
  • CPU:インテル Core i3シリーズ以上
  • メモリ:4GB以上
  • グラフィックス:指定なし
  • ストレージ:100GB以上

 

▼画像編集などを必須とする業務でのスペック(参考値)

  • OS:Windows10 Pro 64ビット
  • CPU:インテル Core i7シリーズ以上
  • メモリ:32GB以上
  • グラフィックス:4GB以上
  • ストレージ:指定なし

3.保守やサポートサービスを確認する

オフィス用のパソコンを導入する際は、パソコンの保守やサポート体制についても確認する必要があります。

パソコンは本体の金額自体が高額なため、性能や導入時のコスト面ばかりに注目しがちですが、保守やサポートは、導入後の「目には見えない重要なコスト」と言っても過言ではありません。

保守・サポート面を疎かにすると、機器のダウンタイムが長引き、業務効率が下がってしまうなどの懸念があります。

一般的に、購入の場合は各パソコンメーカーや販売店による訪問修理、持ち込み修理、パーツ交換の対応などを受けられる「保守サービス」が用意されています。

一方、リース契約やレンタル契約ではサポート内容が異なります。

基本的に、レンタル契約でレンタル会社からパソコンを借りた場合は「無償(交換)」となりますが、リース契約の場合は、自社で対応をするか、別途有償の保守契約を結ばなくてはなりません。

これらの違いを把握したうえで、導入時は、より綿密に保守やサポート体制を確認することをおすすめします。

まとめ

今回の記事では「【法人向けPC・パソコン】個人向けとの違いやおすすめメーカー8選!」と題して、法人向けと個人向けパソコンの違いを中心に、機能やスペックの差異、メーカーの特徴などを紹介しました。

最後に、簡単にまとめます。

  • 法人向けPCと個人向けPCには「OS」「ハード」「アプリ」「保守・サポート」の4つの違いがある
  • 基本的には、個人向けより法人向けのパソコンはスペックが高く、高額である
  • パソコンの多くは、マイクロソフトのWindows OSに依存しているが、一部デザイン用途のPCなどはAppleのMacintosh(Mac OS)が強い
  • 同スペック帯で比較した場合、デスクトップ型パソコンはノートパソコンより安い
  • 一般的な業務用と画像・動画などを扱う業務用途では、必要なスペックが異なるため注意が必要
  • 購入・リース・レンタルの3形態から導入することが可能
  • それぞれの導入形態によって「保守・サポート」の内容が変わるため、事前の確認が必要

 

会社設立時には、法人用パソコン以外にも揃えておきたい機器や備品が多々あります。計画的に準備を進めておきましょう。

 

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