【会社設立での名刺作成】効果が高い名刺の作成ポイントは?

【会社設立での名刺作成】効果が高い名刺の作成ポイントは?

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会社設立での名刺作成

 

名刺

 

会社を設立して名刺を作る際、特に初めて起業した方では、どのように名刺を作成したら良いのか?と悩んでしまうでしょう。

言わずもがな、名刺は会社や営業マン自身の「顔」です。すぐに連絡をしてもらうように作成することはもちろん、取引先やお客様に渡す営業ツールとしても効果を発揮するように過不足なく作りましょう。

今回の記事では、初めて名刺を作成する際に、あらかじめ知っておきたいポイント等をまとめて紹介します。

名刺の基本

近年では、一般的な紙の名刺以外にも、二つ折りのカードタイプやプラスチック素材で作成された名刺など、様々な種類の名刺が存在します。

しかし、どんなに良い素材や斬新な素材で名刺を作成しても、名刺の基本を知らないと、情報に漏れがあったり、カードケースに入らないなどのミスが起きてしまいます。

こちらではまず、名刺の基本的な「大きさ」や「向き」などをお伝えします。

名刺の大きさ

名刺のサイズは一般的に「5.5cm×9.1cm」が適していると言われており、このサイズ以下で作成すれば問題ありません。

このサイズを、関東では『東京4号』、関西では『大阪9号』と呼んでいます。関東と関西で呼び方が異なりますが、どちらも大きさは「5.5cm×9.1cm」です。異動などで転勤した際などは、発注時に注意しましょう。

なお、名刺のサイズは上記以外にもありますが、市場に流通している名刺の90%以上は、「5.5cm✕9.1cm」です。そのため、市販されている名刺入れやカードケースの大きさも、この東京4号(大阪9号)を目安に作られており、上記を大幅に超えるサイズの名刺は、ケースに入れることができず持ち運ぶことができません。

また、名刺を配った際も保管が難しく、紛失されてしまうこともあるので、主流のサイズで作成すると望ましいでしょう。

名刺の向き

企業によっては、一般職から部長クラスの役職は「ヨコ型」の名刺、役員以上になれば「タテ型」と区別していることもありますが、ビジネスマナーとして決まりは特になく、どちらでも自由に選ぶことができます。

しかし、メールアドレスやホームページのURLなど、アルファベットを記載すること考慮すると、ヨコ型の名刺の方が作成しやすく、渡された方も見やすいでしょう。

また、昇進などで役職が変わる度に、名刺データーを「ヨコ」から「タテ」に変更することは、少し手間が掛かります。特にこだわりがなければ、「ヨコ型」の名刺で統一した方が良いでしょう。

名刺の裏面

名刺の裏面に、自社の情報(支店情報など)を載せている会社が多く、また、グローバルな取引を行う会社では、表面を日本語表記、裏面を英語表記などとしている場合があります。

裏面を使用すると、情報量を増やせるという点では利便性が高いですが、あえてメモ欄として使用してもらえるように「白紙」のままにしている会社もあります。

注意点としては、外部委託で名刺を作成する場合、片面印刷より両面印刷の方が高くなる点です。

以上からも、こだわり等がない場合は、裏面は白紙のままにしておいた方ベターでしょう。取引先の中には、名刺の裏面に商談日時をメモとして記載していることもあります。

名刺の記載するべき内容や材質について

 

名刺

 

次は、名刺に記載したい内容や、名刺作成に適した用紙の種類についてお伝えします。

必須の記載内容

基本的に、名刺には「会社名(+会社のロゴ)」「部署名」「肩書(役職)」「氏名」「取得資格」「会社所在地」「電話番号(FAX番号)」「メールアドレス」「会社サイトのURL」などの情報を記載します。

比較的新しい会社など、インターネットでブランディングを行っている場合は、自社のTwitterやInstagramのQRコード、営業マン自身の似顔絵(顔写真)や自己紹介ページに移動できるQRコードなどを記載している場合もあります。

このような、プラスαの付加情報は、商談時のアイスブレークなどにも使用でき、名刺交換が印象付ける場面となるため、非常に効果的です。

ただし、情報を多くし過ぎてしまうと、名刺表面が情報過多になってしまい、見映えが悪くなりがちです。デザイン性などを考慮しながら作成しましょう。

名刺の紙質について

プラスチック製や透明なアクリル製の名刺などもありますが、コスト面などを考慮すると、多くの場合は「用紙」で作成されます。

用紙で作成した名刺では差別化が難しいと思われるかもしれませんが、紙質や用紙の色を変えるだけで、オリジナル性の高い名刺を作成することができます。

差別化が図れている名刺は、受け取った相手の印象にも作用するため、用紙の持つ特性などを把握しておきましょう。

続いて、名刺作成の際に選ばれている紙質について3種類紹介します。

・上質紙

表面加工をしていない上質紙は、一般的なコピー用紙などでもよく使われている用紙です。汎用的な印刷が可能なので、どのような内容の名刺にも使用できます。

・マット紙

少し『くすんだ』特徴を持つマット紙は、手触りが良く、落ち着いた印象を与えます。色彩豊かな表現を必要としない、文字情報を中心とした名刺に向いている用紙です。

・コート紙

紙の表面に光沢のコーティングを施している「コート紙」は、洗練された印象を与えます。また、手で触った際、指に張り付くような感触で、高級感があります。名刺に写真を使用する場合や印刷内容の発色を良くしたい場合におすすめの用紙です。

その他、名刺に使用できる用紙には「ケント紙」や「アートポスト」、木を薄くスライスした「木の紙」など、様々な種類があります。

また、用紙自体の厚さまで考慮することで、名刺自体を特徴づけることも可能です。自社のイメージや作成コストなどを加味して作成してみましょう。

忘れられない名刺を作成する効果的な方法

 

名刺

 

名刺を整理している際に「この人、誰だっけ?」と忘れていることも少なくないでしょう。会社名を見ても「何の会社?本当に会った?」と、いまいちピンと来ない方も多くいるはずです。

残念ながら、名刺は渡しても忘れられてしまうことが多く、そうすると営業に結び付きません。

会社設立後は、取引先や新規顧客開拓などで名刺を配る機会が多いので、仮に会ったことを忘れられてしまっても、名刺さえ見れば思い出してもらえるような工夫が必要です。

ここでは、思い出してもらえるような効果的な方法を、幾つかご紹介します。

「何の会社か(何をしている会社か)」を明記する

社名が業種や業態を表していれば問題ありませんが、多くの場合、会社名を見ても「何の会社」で「何をしているのか」が分かりません。

名刺を受け取った相手は、名刺を一定期間、名刺入れ等に入れたままにしていることが多く、整理する段階で、名刺の内容を思い出せないこともあります。

キャッチコピーなど、何をしている会社なのか?が、すぐに・明確に分かるよう工夫することが、思い出してもらうための重要なポイントです。

▼企業名〇〇だけでは業種が分からない場合

  • 水回りの事なら〇〇まで
  • 「税務のご相談」は〇〇
  • コピー機の格安販売は〇〇

名刺自体に少し「特徴」を持たせる

あまりに華美な名刺は、ビジネスシーンに相応しくありませんが、名刺自体に少しばかりの「特徴」を持たせることは有効な手段です。

先に紹介したように、用紙の材質にこだわって名刺を作っても良いでしょう。また、名刺の角を丸めたり、文字を箔押しにしたり、凸版で浮き立たせる等の特徴を持たせることも効果的です。

名刺を渡して、商談や雑談を始める際に、さりげなく名刺の特徴について紹介することで、思い出してもらえる確率が高まります。

名刺制作に掛かる費用

名刺作成はデータの作成から印刷までを外部の印刷会社に委託する方法や、デザインも印刷も全て自社で内製化する方法があります。

外部委託で作成する場合は、主にデータ作成の費用が大きく、最低発注数も100枚~が多いです。

また、名刺に記載する情報量(+片面印刷か両面印刷)や、カラー or モノクロなどで金額が異なります。相場は計3,000円~5,000円程度で、名刺データ代が約2,000~3,000円、名刺1枚当たりの印刷代が10円程度となっています。

一方、自社で名刺を作成する場合は、イニシャルコスト(名刺作成ソフトやプリンター購入費用、専用用紙代など)を除くと、かなり安く作成することが可能です。

通常は、A4サイズ用紙1枚から10枚程度の名刺を作成することができます。一般的なレーザープリンターを使用した場合、A4用紙1枚当たりの印刷コストは約12円(カラー印刷時)なので、名刺1枚あたりのコストは約1.2円となります。

会社を設立したばかりで、費用を抑えたい場合は自社で作成しても良いでしょう。

 

名刺よりも先に必要!会社設立時の法人印鑑について

法人印鑑

会社設立に必要な法人印鑑とは?

会社の設立時に必要な法人印鑑。 法人印鑑には4つの種類があります。会社設立のタイミングで必要な印鑑もあるので、事前に覚えておきましょう。本記事では法人印鑑の種類や役割、使用のタイミング、さらには印鑑選びの際に知っておきたい材質についてもお伝えします。
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まとめ

今回の記事では「【会社設立での名刺作成】効果が高い名刺の作成ポイントは?」と題して、名刺の基本的な知識や名刺の用紙などについてお伝えしました。

以下、記事のポイントを簡単にまとめます。

  • 名刺は会社や営業マンの「顔」
  • 名刺の大きさは「5.5cm×9.1cm」で、関東では『東京4号』サイズ、関西では『大阪9号』サイズと呼ばれる
  • 名刺に書いておくべき内容は、「会社名(+会社のロゴ)」、「部署名」、「肩書(役職)」、「氏名」、「取得資格」、「会社所在地」、「電話番号(FAX番号)」、「メールアドレス」、「サイトURL」
  • 付加情報として、自社のQRコードなどを追加する
  • 素材は紙が主流だが、近年はプラスチックや薄くスライスした木などもある
  • 紙質により触った時の感触や紙自体の持つ印象が異なるため、自社のイメージに合わせて作成する
  • 名刺は渡されても基本的には忘れられてしまう
  • 忘れられても「思い出してもらえるよう」に、「何をしている会社か?」などを明記すること
  • 名刺自体に切れ目を入れたり、凸版印刷などで「特徴」を持たせる手法もある
  • 名刺作成に掛かる費用は、外部委託だと概ね3,000円~5,000円が相場
  • 名刺作成を自社で行うと費用は安くなる